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3Shape社TRIOSがSTL ファイルエクスポートへ対応

デジタル歯科医療におけるオープンデータを支持する3Shape社が、あらゆるシステムで追加加工できる形式のTRIOSスキャンへの対応を発表(写真:DTI)
Dental Tribune International

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月. 30 10月 2017

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コペンハーゲン(デンマーク):3Shape社が、TRIOS口腔内スキャナシステムのSTLファイルエクスポートへの対応を発表した。エクスポートオプションは、2017年第4四半期に予定された新3Shape Dental Desktopプラットフォームの、TRIOSユーザを対象としたソフトウェアアップグレードに含まれる。

3Shape社は、これまで自社のデザインソフトウェアからのSTLCADファイルエクスポートのみへの対応を行ってきた。しかし、間もなくTRIOSのSTLエクスポートに加え、TRIOSスキャナで取り込まれたデジタル印象およびSTL CADファイルを、あらゆるシステムを使っている歯科技工所などで利用することができるようになる。
「業界全般のデジタル化が進む中、途切れない全体的な連携が必要不可欠です。誰もが連携を望むパートナーとソリューションを選択する自由を持つべきと我々は考えます。歯科技工所、器具製作所、またワークフローにおいてSTLやDCMファイルを必要とするか、もしくは推奨のミリング機、3Dプリンタを必要とするかを問わず、利用できるようにしたい」と3Shape社の共同創設者であり最高技術責任者のTais Clausen氏は述べた。
しかし、TRIOSシステム専用のデータはアップグレードによるSTL形式では利用できないとのこと。このデータにはシェード測定、高解像度写真、カラー画像、注釈、患者データ、カラーデジタル印象が含まれる。これらのデータはTRIOSシステムで生成、使用されるDCMファイルとしてのみの使用が可能となる。
オープンシステムを決定したこの動きは、3月に競合のDentsply Sirona社がCERECのオープンシステムを発表したことと連動している。

出典:Business Euro 2017/07/04

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